クレジットカードでバスに乗ることはできる?交通系ICカードとの違いも解説

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普段通学のためにバスに乗る人は多いのではないでしょうか?
今回はバスに乗るときにクレジットカードを使用できるかについて解説します。

また、Suicaなど交通系ICカードとの違いについても解説します!

この記事でわかること

・クレジットカードでバスを利用することができるか

・クレジットカードでバスを利用する方法

・交通系ICカードとの違い

クレジットカードでバスを利用することができるか

クレジットカードでバスを利用することができるかですが、結論から言うとクレジットカードのタッチ決済を利用することで対応しているバスを利用することができます

タッチ決済とは上記のマークがついたクレジットカードや登録したスマホをかざすことで支払いが可能になる決済方法です。

タッチ決済について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

クレジットカードのタッチ決済とは?
クレジットカードのタッチ決済とは?

こちらがタッチ決済が利用できるバス会社一覧となります。詳しくは各バス会社のWEBサイトをご覧ください。

タッチ決済が利用できるバス会社一覧
北海道道南バス、道北バス、ニセコバス、北都交通、北海道中央バス
東北県北バス、仙台市交通局、羽後交通、会津バス、福島交通
関東茨城交通、京成バス、小湊鉄道、東京BRT、東京湾横断道路サービス、日東交通、関東バス、京急バス、国際興業バス、西武観光バス、西武バス、東急バス、西東京バス、kmモビリティサービス、小田急バス、神奈川中央交通、川崎鶴見臨港バス、横浜市交通局
中部アイ・ケーアライアンス、泉観光バス、越後交通、頸城自動車、新潟交通、加越能バス、富山地方鉄道、北鉄加賀バス、北陸鉄道、京福バス、富士急バス、富士急モビリティ、アルピコ交通、草軽交通、ぐるっとまつもとバス、長電バス、遠州鉄道、名鉄バス
関西神姫バス、みなと観光バス、六甲山観光、奈良交通、南海りんかんバス
中国・四国芸陽バス、中国ジェイアールバス、広島交通、広島電鉄、広島バス、高知駅前観光、とさでん交通
九州・沖縄西鉄バス北九州、西日本鉄道、九州産交バス、大分交通、鹿児島交通、鹿児島市交通局、南国交通、東運輸、西表島交通、沖縄バス、カリー観光、東京バス(沖縄営業所)、名護市(コミュニティバス)、那覇バス、琉球バス交通

※JCBの「公共交通機関でもタッチ決済!」を参照

筆者
筆者

現在では多くのバス会社がクレジットカードのタッチ決済に対応していますね!

クレジットカードでバスを利用する方法

続いてクレジットカードでバスを利用する方法について解説します。

クレジットカードでバスを利用するには次の手順で利用する必要があります。

クレジットカードでバスを利用する手順

⓪タッチ決済に対応したクレジットカードまたはスマートフォンを持つ

①乗車時に読取端末にタッチする

②降車時に読取端末にタッチする

⓪タッチ決済に対応したクレジットカードまたはスマートフォンを持つ

タッチ決済を利用するには対応したクレジットカードかスマートフォンが必要です。

スマートフォンでタッチ決済をする場合にはクレジットカードの登録が必要なため事前に準備をしておきましょう。

①乗車時に読取端末にタッチする

タッチ決済を利用するにはバス乗車時に読取端末にタッチする必要があります。

上の画像のようにタッチ決済マークのついた機器がバスの乗車口にあるので、

1秒ほどかざすことで読取完了となります。

交通系ICカードとはタッチする機械が異なる可能性があるため注意が必要です。

②降車時に読取端末にタッチする

降車時も乗車時と同様に読取端末にタッチする必要があります。

運賃箱付近にあるため見つけて読取端末にタッチしましょう。

タッチ決済をすることで運賃の支払いがクレジットカードで行われます。

バス利用時における交通系ICカードとの違い

それではクレジットカードと交通系ICカードでの支払いの違いを解説します。

交通系ICカードとは

そもそも交通系ICカードとはSuicaやICOCAなどを代表としたICチップ内蔵の乗車券のことでこのカードを利用することで運賃を支払うことができます。
また、プリペイドカードのように前払いの電子マネー決済を行うことも可能です。

さらに、スマートフォンに登録することでカードなしで利用することも可能となります。

バス利用時におけるクレジットカードと交通系ICカードの違い

バス利用時におけるクレジットカードと交通系ICカードの違いは以下の通りとなります!

バス利用時におけるクレジットカードと交通系ICカードの違い

・チャージの有無

・利用できるバス会社の違い

・読取端末の違い

・タッチする時間

チャージの有無

クレジットカードは後払いのためチャージは不要となりますが、交通系ICカードは基本的に事前にお金をチャージする必要があります。

そのため、クレジットカードの方が事前のチャージが不要であり、残金を気にする必要がないことは交通系ICカードより便利な点と言えます。

チャージの有無

クレジットカードのタッチ決済→後払いのためチャージ不要

交通系ICカード→事前にチャージが必要

※例外としてクレジットカードと紐付けることで手動のチャージが不要となる場合があります

利用できるバス会社の違い

suicaなどの交通系ICカードに関しては、全国相互利用エリアの交通機関で利用することが可能であり、全国的に利用することが可能です。

対してタッチ決済は対応しているバス会社一覧にも記載していますが、全てのバスが対応しているわけではありません。

そのため、交通系ICカードの方がタッチ決済よりも対応しているバスが多く便利と言えます。

チャージの有無

クレジットカードのタッチ決済→対応しているバス会社のみ

交通系ICカード→全国的に利用可能

※参考:suica利用可能エリア

読取端末の違い

乗車・降車時にかざす読取端末は交通系ICカードとタッチ決済で異なる場合があります。

それぞれ目印となるマークがあるので間違えないように注意する必要があります。

読取端末の違い

クレジットカードのタッチ決済→「タッチ決済マーク(Wi-Fiのマークを横に倒したような形)」が記載された読取端末

交通系ICカード→「IC」と表示されている読取端末

・タッチ決済

・交通系ICカード

タッチする時間、距離

交通系ICカードとクレジットカードのタッチ決済では通信方式が異なるため、カードをかざしてから反応するまでの時間に差があります。

処理が完了するまでの時間として、交通系ICカードは約0.2秒、タッチ決済では0.25~0.35秒となっています。

また、読取端末から通信できる範囲としては交通系ICカードは85mmまでであり、
タッチ決済の場合は40mmとなっています。

・交通系ICカード

・タッチ決済

つまり、タッチ決済の方が読取端末にカードを近づける必要があり、処理が完了するまでの時間もかかります。

これまで交通系ICカードを使用していた方にとっては少々勝手が異なるかもしれません。

タッチする時間、距離

クレジットカードのタッチ決済→0.25~0.35秒、40mm以内で反応

交通系ICカード→0.2秒、85mm以内で反応

まとめ

この記事ではクレジットカードでバスに乗ることはできるのか、また交通系ICカードとの違いについて解説しました。

最近ではタッチ決済で乗車できるバスも増えているため皆さんもタッチ決済を試してみませんか?

以上です、良いクレジットカード生活を!

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のぐ
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ブロガー/会社員
初めましてのぐと言います。 会社員としてクレジットカード会社に勤めており、その経験を活かして学生に向けたクレジットカード/キャッシュレス情報について発信しています。
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